保険法
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保険法は約5年前に施行された法律で、主に生命保険の契約に関する法律です。
この法律で、今まで各社が「運用」でやってたことが、統一され、
明文化されました。
例えば、生命保険の契約者と被保険者は違う場合もあります。
その際に、「被保険者に黙って契約してはいけない」という文言ができました。
具体的には、「被保険者の同意を得ること。」
契約者が黙って被保険者に内緒で生命保険を掛ける代表的な契約は、
「法人契約」
ですね。
契約者=法人
被保険者=役員または従業員
が法人契約です。
かつてこの契約形態で、大変な保険金詐欺が出たことがあります。
建設系の会社が従業員にかけ、死亡保険金を受け取っていたもの。
しかも、その死が異常だったから、保険金詐欺に問われました。
新聞にも大々的に乗ったので、覚えている方もいるかもですね。
その頃以降、保険会社によっては、被保険者の同意を確認するようになりました。
従業員を会議室にお呼びして説明したり、
回覧で回してもらったり、
いろいろ工夫しましたなー。
で、平成22年の保険法で、契約者と被保険者が違う場合、
必ず被保険者の同意を得なければならない、となりました。
ようやく、明文化されたのですね。
これで、内緒で生命保険に入れるということが、また難しくなりましたね。
↑とってもいいことです。
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