年金納付短縮法案 可決 年金改革法案 成立(年金カット法案と年金10年法案)
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年金改革法案 成立
年金改革法案が成立しました。
年金改革法と言うのは、目的は「将来の年金支給水準」を維持するための法律。
具体的には、現在の高齢者への給付を減らして、今保険料を払ってる世代の受け取りが規定以上に下がらないようにします。
平成33年度以降、物価が上昇、現役世代の賃金下落で、年金を減らすことができます。
今までは物価上昇、賃金下落しても物価上昇を優先してきました。
さらにマクロ経済スライドも、30年以降は、「デフレの時に実施できなかった年金の抑制」を景気回復局面でまとめて抑制できるようにします。
景気が良くなっても年金が増えずにデフレん時に上げなかった分を引きますよって言う法律ですね。
・・・これは自分でどんどん積み立てていかなければダメですね。
個人年金の出番ですね(^^♪
あとはidecoです(^^♪
※個人年金は2017年4月に値上がりしたので、今はイデコの方が魅力的です!
年金納付短縮法
年金納付短縮法案が、参院でも可決されましたね。
これで、今まで25年掛けないと1円ももらえなかった年金が、10年掛けただけで年金がもらえることになりました。
年金は2017年8月1日から支給されることになります。
今までやるやるって言ってたのがついに実現した!って感じですね。
この法案については反対する党は見当たらないのであっさり成立しましたね。
[年金受給資格期間] ブログ村キーワード
この法案で、全国で救われる人が(この言葉も語弊があるね)、この法案で該当になる方が、約65万人が受け取れるようになるそうですよ。
これは基礎年金だけでなく、厚生年金も該当します。
もしかして年金なんか受け取れないんだって、諦めてた方も受け取れるようになりますよ。
でもね、これは消費税が10%になったときにこの法律を作るって言ってたんですけど、10%になるまえに安倍政権はやってしまいましたね。
問題は財源ですね。
安倍政権では「アベノミクスの果実で賄う」って言ってくれています。
ありがたいことですm(__)m、でもね同時に揉めている法案としては、「年金確保法案」。
これは、平均の給料が下がったら、年金も下げるというもの。
今は労働者の給料が上がろうが下がろうが、物価の上下に連動して年金も上下します。
しかし、それを給料の上下によって、年金も上下させようってもの。
このことで、将来の年金原資を確保しようというもの。
でもね、考えてみれば、労働者の賃金が上下するって言うことは、納める厚生年金の金額も上下するってものです。
だから、厚生年金の原資も給料の多寡によって上下しますね。
つまり、給料が下がったら年金も下がるっても不思議ではありません。
ということは、普通に考えれば、「なんだ、当たり前のことじゃん」って思いませんか?
むしろ労働者の賃金が上がらないのに、仮に下がっても、年金だけは変わりなく受け取れる。これってどう?
ところがねー、揉めているんです。
なぜでしょう?
それはね、今年金を受け取ってる人がブーブー言うから。
管理人は年金、まだ貰っていないので実感がないのですが、年金しか貰ってない人にとっては深刻なんでしょう。
わしも年金もらい始めたら・・・ブーブー言う方に回りそう・・・
でもね、年金を果たして自分はもらえるのかって思いながら、強制的に年金保険料を徴収される現役労働者の気持ちもあるしね。
これをどう折り合いを付けるかがカギですね。
ま、調整こそ政治のキモってもんです。
野党はこの法案を「年金カット法案」って言ってるしね。
揉めに揉めるでしょうね。
だって、年金を減らされるのいやってチームと、将来の年金を食いつぶさないでってチームの喧嘩だし。
しかも、年金を減らされるのがいやってチームの声が大きいとしたら?
アメリカの大統領選挙じゃないけど、日本もこの点についてはまっぷたつに分かれそうな予感ですね。難しい問題です・・・(^_^;)
年金10年は老齢年金だけ
いいことづくめの年金の10年短縮法ですが、これって年金の中でも、老齢年金だけが対象になります。
ご存知の通り、公的年金には、
①老齢年金
②遺族年金
③障害年金
の三種類の年金があります。
今回の「加入が10年あれば受給資格がもらえる年金」は、①の老齢年金だけであり、②、③の年金は今と一緒、25年かけないと対象にならないことに注意しましょうね。
ではまた。
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