医療保険は必要か?パート2
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日本には公的保険制度があります。
なので、民間の保険会社の医療保険なんかいらないですよって意見があります。
本当でしょうか?
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確かに日本には公的医療保険制度がありますので、その保険に加入していれば、本来の医療費の3割の自己負担で立派な医療が受けられます。
健康保険の種類はいろいろあります。
主に大企業の会社員とその家族の方は、組合管掌健康保険。
中小企業の会社員とその家族の方は、全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)。
国家公務員・地方公務員とその家族の方は、共済組合。
私学校教員とその家族の方は共済制度。
その他の方(農漁業・自営業その家族・自由業・無職など)は国民健康保険。
上記のようにいろいろありますが、大事なことは全国民が加入できる制度になっていることです。
しかも、昔はあった健康保険ごとの自己負担の差も、今はどの健康保険も小学校入学後から69歳までは、通院・入院ともに3割自己負担です。(小学校の入学前は通院・入院ともに2割負担です)
でもね、確実に健康保険のサービスはどんどん改悪されています。
人生で医療費が一番かかるのが70歳以降だっていいますが、今後70歳以上の方が、増えることもあって給付の見直しが進んでいます。
年金もキビシイと言われていますが、健康保険の方が深刻だとも言う意見もあります。
考えてみれば、健康保険の自己負担もたとえば、組合健保だったら2割負担だったのが、3割になっちゃいましたね。
で、中でもきつい健康保険が国保です。
国保は定年退職した高齢者がどんどん入ってきますから、医療費の支払い>保険料の収入となって、健康保険の財政はどんどん悪化していくわけです。
足りない部分は毎年毎年、借金して支払ってるわけですわ。
で、たとえばこの8月(平成29年8月)から、70歳以上の方の自己負担限度額が変わりましたね。
一般の所得者の場合で、自己限度額の比較してみますと、今までは一ヶ月にどれだけ通院しても一人12000円までの自己負担で済みましたが、今年の8月から一人14000円まで自己負担額が増えました。さらに平成30年8月からは、一人18000円の自己負担額が最高になります。
12000円⇒14000円⇒18000円とどんどん自己負担の限度が増えている訳です。
自己負担なんて1円でも少ないほうがいいのにね。
一般の方と言うのは年収で約156万から約370万までの方です。
年金だって今後増えるわけではないので、今、年金だけで暮してる方は、どんどんきつくなりそうです。
ということは・・・今後医療費の自己負担が上がってくれば・・・たとえば窓口で4割とか5割とか・・なるかも。
怖いですね。
現実になるかも知れないし、ならないかもしれない。
でも、今のところ
・70歳で医療費がかかる
・今後、自己負担がさらに上がるかも知れない
そんなことを考えると、保険会社の医療保険は必要かも・・・なんて思います。
終身型の医療保険を60歳くらいで払い終えるタイプなんか1本、入っておけば安心かもしれないですね。
終身型ですから、払いきりで、つまり、60歳まで払ってその後は、保障だけが生涯続きます・・・そんなタイプの医療保険です。
退職金などで、お金がある人は数百万一時金で入れて、用意するのもいいですね。
それができれば、ひとまず安心かな?
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