生命保険という不思議な商品
生命保険はとってもわかりにくい商品です。そしてとても不思議な商品です。なぜなら、すべて「たられば」のお話だからです。
「もし、私が死んだら」「もし、私が入院したら」「もし・・・なら」
実際のところ、誰にも未来のことはわかりません。・・・その時になってみないと。でもね誰でもいつか死にます。それが明日か?30年先かはわかりませんが・・・
でもたくさんのデータを取るとだいたい1年に死亡する方の確率が統計で出てきます。その確率で支払う掛け金が決まります。自分が死ぬ日がわかれば保険は成り立たないです。
もし死ぬ日いつがわかったら掛け金に対して死亡保障の倍率の高い期間のできるだけ短い掛け捨ての定期保険に入ります。掛け金が安く保障がでかいからです。
自分が受け取れるわけではないけれど遺族に大金を遺して上げることが可能になります。自分がいつ死ぬか確実に知ってればそんなことが理論上可能です。
でもみんなそうすると保険会社の経営を圧迫するので成り立ちません。だから重大な病気にかかっていてもう死期が見えてる人は新しく保険に入ることができません。
つまり本当に必要だと思った時に生命保険には、入れません。
だから、生命保険契約は、融資に似ています。融資は本当に借りたい人には貸せない、借りたくもない真っ白な人に貸したいものです。生命保険もそうです。若くて健康な方は、保険のプロから見ると常においしい見込み客。
・・・でも本人は保険への関心0。
年取ると保険への関心が高まってくるけど時すでに遅し。昔のように好きに選んで加入することができなくなってきます。しかも一回大きな病気したら大変。病気によっては入れないかも・・・。
入りたくないのに入れさせられる。
入りたくなったら入れてくれない。
という不思議な生命保険という商品ですが、考えれば考える程わからなくなるのも事実。生きてる時に、自分が死んだ後のことを考える・・・真剣になればなるほど・・・だんだんわからなくなります。
自分の必要保障額はいくら?いつから保険をかけるの?得な生命保険って何?
そんな不思議な商品を販売する生保レディーたち。(一時彼女たちをまとめるお仕事を一緒にしていました。)今は、保険のおばちゃん以外にもFPとかが保険の提案しています。
最近はFPと称する人が出てきて大手生保の営業と差別化しようとしてます。プロと称して保険のランキング付けてます。前職はさまざまですけどいきなり保険ではプロ・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
保険のプロって保険でメシ喰ってる人のことでしょ?ということは、保険の販売のプロですよね。だって契約まとめなきゃメシ喰えないです!
その人らが作った保険のランキングってどうなの?って話。
もしかして決まりやすい生命保険のランキングかも知れないし、手数料の多い生命保険のランキングかも知れないですよ?・・・
本当にお客さんが求める商品を勧めているのかな?って
ところで長年生命保険に携わってみて感じるのは、お客さんが生命保険会社に求めるのは安心感なんじゃないかな?って思いです。
生命保険会社に対しては「何かあった時必ず支払ってくれる」って言う安心感。
セールスマンに対しては「何か会ったら手際よく処理してくれる」って言う安心感。
でも、実際はどんな感じで選んでるって・・・。
生命保険入るのに安いだけで選んでいいの?何かあったらどこに相談するの?それとも全部自分で処理するの?自分が入ってる生命保険はしっかり理解してるの?
当ブログはいろんな角度から生命保険を見て、どんな生命保険があるのかその保険はいいのかわるいのか?保険業界の動向などを紹介し満足いく保険探しの参考になるべく立ち上げました。
よろしくです・・・(・∀・)b
最近のコメント