国民年金っていつまで払うの?
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国民年金っていつまで払っていつからもらえるの?・・・結構基本的な疑問ですよね。
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基本的には20歳から60歳までの40年間支払って満額の年金になります。
が、たとえば以前には学生は国民年金に入らなくてもいい、ということだったので就職してから(22歳から)60歳まで払うと38年になり、満額に足りない方も出てきますよね。
となると満額欲しい人はどうする?
ハイ、60歳以降に国民年金に任意加入すればいいんです。
でもね、任意加入にも限度があって、40年が最長で打ち止めです・・・(^^♪
そして基礎年金が満額になるまで掛けられます。
対象は以下の方です。
1.年金額を増やしたい方は65歳までの間
2.受給資格期間を満たしていない方は70歳までの間
3.外国に居住する20歳以上65歳未満の日本人
ただし、その時に例えば継続雇用などで厚生年金など被用者年金に加入している方は国民年金の任意加入はできませんので、注意が必要ですよ。
(厚生年金は国民年金を兼ねているのにね・・・難しいわ・・・)
このあたり、年金制度は頻繁に改正されているので、なんか法律よく読まないと誤解が多くて・・・(^_^;)
公的年金は現役世代の保険料で、現在の受給者を支える仕組みなので、年金を受け取る人が増えて長生きするほど、若い人が増えなくては受給のバランスを欠くことになります。
でも、ご存知の通りの、晩婚化・少子化。
逃げ切り世代とか言って、たんまり年金を受け取れる世代はいくつまでとか言ってるけど果たしてこれから悠々自適な老後が送れる人がどれだけいるか?
もちろん、年金だけでは難しくなってきていますね・・・(^_^;)
・・・不安ですね。
老後破産とか老後貧乏って言葉も出てきているし。
年金掛けてるから大丈夫!だなんて幻想になりつつあります。ある程度は自分で用意しないと大変なことになりそうですね。
たとえば厚生年金の報酬比例部分は、昭和36年4月2日以降生まれの方から完全に65歳年金支給に変わりますね。
(男性の場合:女性は昭和41年4月2日生まれから)
70歳支給開始とか75歳開始とかそんな話も出てますね。
2055年には若い人1人で一人の受給者を支える試算も出てるとか。
であれば、会社で厚生年金を掛け、国民年金でも準備し、そして個人年金でも用意するなんてことが不可欠な時代になってきてるんですね~。
※追記:2017年1月からは確定拠出年金の加入資格者がぐっと広がりましたので、年金の選択肢がまた一つできました。
公的年金を補完する制度は、今までは、自営業者で、国民年金基金、小規模事業者共済などがありましたが、今回、個人型確定拠出年金が加わりました。
サラリーマンでは、基礎年金+厚生年金に、さらに企業年金(厚生年金基金+確定給付年金+確定拠出年金)などがありました。
さらに、個人型確定拠出年金が加わりました。
公務員に関しましては、共済年金+職域加算と三階建だったのが、厚生年金と統合されたので、二階建てになりました。
今回公務員も個人型確定拠出年金に加入できるようになったので、再び三階建てに戻りました\(-o-)/
いずれにせよ、「公的年金制度を補完する部分」が大きく増えています。
今後はまちがいなく、公的年金制度が衰退していくということかな・・・(^_^;)
ヾ(≧Д≦)ノヤダヤダ
タグ:国民年金っていつまで払うの?, 確定拠出年金, 老後破産, 老後貧乏
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