生命保険料控除の計算方法を紹介します
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生命保険料控除という検索ワードの関心はやっぱり年末調整が始まる頃に一気に広まりますね~
あとは、確定申告に使うのでしょう、2月から3月にかけてまたまた検索数が増えます(^^♪というわけで本日のネタは、生命保険料控除について。
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さて生命保険料を払うと、税金が安くなります、って言いますよね。確かに安くなりますが、それは生命保険料は所得控除の対象になります、って言う意味。
所得から各種控除を引いて税率をかけたのが、所得税。所得控除は生命保険の場合全額ではなくあらかじめ決められた方法で出します。公的保険や公的年金(健康保険や厚生年金など)は払った金額がそのまま所得から引かれるからとっても有利な制度なんですよ。ここ大事なポイントなので忘れないでね~
(所得ー所得控除)×税率で所得税が決まるから、所得控除が多い人ほど所得税が安くなります!では生命保険料をたくさん払うと税金が安くなるの?というご質問もごもっとも。。
でもね、生命料保険料控除を受けられる金額には上限があります。残念ながら公的年金・保険のように生命保険料総額=所得控除の額にはなりません。保険の種類や金額によって所得控除の額が変わります。
実は生命保険料控除は、長らく生命保険料で年10万以上払うと、5万円の所得控除(最大で)。個人年金保険料で年10万円以上払うと、5万円の所得控除(同じく最大で)、と決まってました。両方で10万円(最大で)の所得控除でした。
ですが、2014年1月1日の契約から、生命保険料(最高4万円)+介護医療保険料(最高4万円)+個人年金保険料(最高4万円)でトータル12万円と引き上げられました。
つまり、従来型の生命保険・個人年金は5万⇒4万に、介護医療保険が新設され4万円が加わりました。
この介護医療保険と言うのは、昔は第三分野の保険と呼ばれてたジャンルで、文字通り介護や医療を中心にした保険商品のことです。外資系企業や損保会社の子会社の生保会社が得意としていた分野です。最近では楽天生命のようなネット生保が得意にしていました、が、大手も続々参加。今では、さまざまなところから出てますね。
今までの生命保険料控除に含まれていた医療・介護の保障を特にピックアップした感じですね。もしかして、これからは医療や介護は特に用意してくださいね~ってお上がお墨付きを出してる感じです。
でも、合計の控除枠が合計で広がったのはとってもいいことなので、上手に使いたいものですね♪
※2016年加筆・・・2015年に一番売れた生命保険は医療保険と個人年金だそうです。医療費が上がり、年金も心配・・・そんな世相を反映してるのかな~って感じるこの頃です。。。
今は新制度と旧制度で計算方法が違うので面倒だったのですが、第一生命で素敵なシミュレータを作ってくれました。これは便利。年末調整でも(大体年末調整の時期・・忙しすぎる~)、あるいは確定申告の時期に使えますぞ⇒生命保険料控除シミュレータ
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