先進医療
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先進医療は厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた治療のことです。いわば難病の治療法の一つです。
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日本では保険治療が一般的ですがその中で、先進医療は患者が希望してかつ医師が認めた場合にこの治療法が行われます。
でも、保険診療と保険外診療をを一緒に使う混合診療は原則として認められていないんです。唯一先進医療を作る時だけ技術料は自己負担、残りの部分は公的医療保険の対象になるんですね。
先進医療Aと先進医療B
先進医療はいろんな種類の技術があります。そして日々厚生労働省に案件が上がってきます。その一つ一つが検討されて厚労大臣の認定を受けます。
一旦認定が受けたからといってずっとそのままではなく、適宜見直しが入ります。なので昨年まで先進医療の認定が行われていた技術が今年は取り消されていたって言うこともあるので注意が必要なんですね。
で、現在先進医療はAとBの2種類の分類がなされています。少々わかりにくいですがちょっと記載しておきますね。
①未承認・適応外の医薬品・医療機器の使用を伴わない医療技術
②未承認・適応外の体外診断薬の使用を伴う医療技術等であって検査薬等の使用による人体への影響が極めて小さいもの
①未承認・適応外の医療品、医療機器の使用を伴う医療技術
②未承認・適応外の医薬品、医療技術であって医療技術の安全性、有効性等に鑑み、その実施に係り、実施環境、技術の効果等について特に重点的な観察・評価を要するものと判断されるもの。
先進医療を受けられる医療機関
先進医療機関を受けられる医療機関も厚生労働省が限定してます。だからどこでもこの先進医療が受けられるわけではありません。つまり先進医療の技術の認定と先進医療の実施機関としての認定の二つの認定が必要なんですね。
だから先進医療の技術を受けようと思うと先進医療の技術の実施機関として認定されている病院をまず探すのが大事なんですね。
そして先進医療は誰でも受けられるのか?ってことですが、患者さん本人の希望と医師が必要性を認めていること、そしてそもそもその治療法が患者本人に適応していることなどの条件が必要になるんです。
しかも先進医療は新しい技術ではあってもいずれは公的医療保険の対象になるべき治療法です。つまり今は未完の治療法。まだ万人に使える治療法ではないのですが、適応する人には有効な治療法の一つだってことなんですね。
・・・うーん、先進医療特約を付加するかどうか迷うところですね。でも、先進の医療技術で助かることもあるかも知れないし。。。考えるところですね。。
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