大腸内視鏡検査に行ってきました



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大腸内視鏡検査に行ってきました。

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胃カメラと違って大腸カメラは、肛門から入れるので、どうなることか心配していましたが、なんとか無事済ますことができました。

みなさん嫌な検査だって言いますが、しっかり準備していけば、それほどでもないですよ。

大腸の検査をする前には、一週間くらい前から、食べるものに気を付けなければいけません。

これは検査当日に大腸内に大便のカスが溜まらないようにするためです。

ですから、カスが溜まらないように食べ物をコントロールしていきます。

これをやっておかないと検査の当日に腸内にしこたま下剤を飲まされ、苦しむことになります。

幸い、私はしっかり食べ物のコントロールをしておりましたので、すんなり検査をうけることができました。

さて、食事の中でも大事なのは、検査前日の食事です。

検査の前には、消化の良いものを、小さく刻んで、よくかんで食べたほうがいいです。

で、具体的には以下のような食材がよいと言われました。

主食・・・白米・白粥・素うどん(ネギはダメ)・食パン(耳はダメ・バターもダメ)・ロールパン・メロンパン

汁物・・・味噌汁・すまし汁(いずれも具はお豆腐だけ)、具なしのコンソメスープ

おかず・・・薬味なしのお豆腐、脂肪の少ない魚・肉(鯛・カレイ・ヒラメ・鶏ささみ・ヒレ肉)

おやつ・・・透明な飴ちゃん・カステラ・シャーベット(乳成分のないもの)・ゼリー(寒天を含まないもの)

飲み物・・・コーヒー・紅茶(ただし、砂糖は可、ミルク・レモンは不可)・お茶・実のないジュース・スポーツドリンク

これらの食べたり飲んでもよいお食事を前日の19時までに、済ませます。

一方で前日に避けて欲しい食べ物も列挙していました。

前日に避けて欲しい食べ物は・・・食物繊維の多い多いものや脂肪分の多いもの、小さな種のあるものなどです。

具体的には下記の通りでした。

  • 穀類・豆類・・・玄米・発芽米・麦・ごま・納豆・枝豆・ピーナッツ・つぶあん
  • 脂肪の多い肉類・魚類・貝類・・・ベーコン・ソーセージ・サーロインステーキ・マグロ・さんま・うなぎ・タコ・イカ・あさり・しじみ
  • 海藻類・・・わかめ・ひじき・のり・ところてん
  • きのこ類・・・しいたけ・なめこ・えのき・きくらげ・わらび
  • 野菜類・・・長ネギ・セロリ・ごぼう・トマト・きゅうり
  • 果物類・・・みかん・キウイ・梨・柿・いちご・スイカ・レーズン
  • 揚げ物・・・天ぷら・串カツ・フライドチキン
  • 乳製品・・・チーズ・バター・ヨーグルト
  • 飲み物・・・牛乳・果実入りジュース・野菜ジュース・アルコール
  • おやつ・・・ドーナツ・ケーキ・ポテトチップ・かりんとう

などなど。たくさんの食べ物が食べられなくなります。

だから前日の食事は結構気を使いましたよ。

そしてこの前日を食事をしっかりやっておかないと・・・翌日検査当日に、とっても苦しむことになるので、気を付けましょう。

さて、19時までにお食事を済ませますと、今度は下剤を飲みます。

なんだかせっかく食べたのに下剤なんでもったいないような気がしますが、でも、食べ物の残り滓が便ですから、出しても全然もったいなくありませんね。

で、今度は翌日、検査当日になりますが、朝食は取らずに行きます。(水やお茶は可)

病院に行きますと、今度は約2リットルの洗腸液を渡されます。

2リットルというと結構ありますよ。

この液体を飲んで、腸がきれいになった人から、どんどん検査に入っていきます。

この2リットルの液体の味は、ちょっぴり塩味の効いた、スポーツドリンクのような味で、これをひたすら飲んで、ちょっと運動、飲んで、運動(運動と言っても院内を歩き回るだけ)の繰り返しです。

便が出ますと、ナースに見てもらって、まだですねーとか、もう少しですね、とか評価を頂き、OKが出るまで、ひたすら液体を飲みます。

よくこの液体を飲むのが、つらいと言う方もいるそうですが、私はそうでもありませんでしたよ。

やはり前日の食事の差が出るのでしょうか、実際は、なかなか腸内がきれいにならない方もいました。

この飲んでは運動を繰り返している内に、だんだん便の間隔が短くなり、最後の方には、のんだら速攻でトイレに行くことになります。

このころになれば、腸内も相当にきれいになっており、検査まですぐです。

実際に私も2時間くらいできれいになって、検査をうけることができました。

このように頻繁にトイレに行くので、中にはトイレに間に合わない方もいるようです。そのため替えの下着を持ってくるように指示されていましたが、私は、幸いにも替えの下着は使いませんでした。

さていよいよ内視鏡検査ですが、この検査ではしばしばポリープが見つかります。

そのポリープは医師が必要と判断すれば、切除することになります。

この手術のことをポリープ切除術(ポリペクトミー)と言います。

わっかみたいなものでポリープを巻いて、パチンと切る手術です。

切るのですから当然出血します。

ですから血液サラサラ薬を飲んでる人は、数日前からその薬を制限されます。(私もそうでした)

そして検査中は麻酔を掛けてもらい、目が覚めたら手術も含め、すべてが終わってるようにしました。

麻酔を口中に入れられると、一瞬で落ち、目が覚めた時は、ちょうど毒キノコのようなポリープを切るところでした。

確かにぱちんとポリープを切る音が聞こえました。

手術が終わりますと、すっかり頭も冴えてきて、医師からポリープを生検に出す旨を伝えられました。

そのポリープが悪性かどうかを確認するために生検に出すのです。

後日、結果を聞きましたが、良性でした。良かったよかったε-(´∀`*)ホッ

そして、この手術で、手術給付金を受け取りました。

5万円の手術給付金でした。

診断書代と手術費を合わせても5万円まで行きません。

ちょっと得した気分になりました。

そして大腸もすっかりきれいになってよかったよかった。

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